《MUMEI》

羊(美羽)は少しおびえた顔になった。




「や、やらせろって、、、もしかして、、、」



「男は全員狼だ。よくゆーだろ。
気がかわりゃあ、いつでも食うんだよ。
俺がいつまでも紳士でいるなんて思うな、羊ちゃんよー」





耳から首にキス。





開いた胸元にキス

抵抗する美羽の力なんて

赤ちゃんだ。

「蓮さん!ちょっ、
ちょっとまってください!」




もう一度口にキス

「まてねえよ」



愛しい。






ふと我に返った。



何してんだ。







こんなに愛しいのに、


何してんだ?






ふと細い手首に絡み付く
自分の押さえていた手をみる。


こんなに愛しい手に狼の爪がたってる。




ふと力をゆるめると

美羽の抵抗もやんだ。







「蓮さんの、キ、キス、
優しいんです。
今日は何だか違うくって、ちょ、、ちょとだけ怖いです。もう少しゆっくりお願いします!」




美羽は震えながら必死に言う。




こんな状況でも俺を否定しない美羽に一気にイライラがとび、

愛しさが増した。


あーあ。

BM、、、



凛香様。安いのにしてね。俺もうだめだぁ。






「美羽、俺ね、今美羽とやりたいんだぁ。
もう我慢できねえんだよ。たまんねぇの。」


耳を優しく舐めた。

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