《MUMEI》
思い出
小学校の頃、高校野球で江川卓投手を見たとき、本気で野球をしたくなった。 僕にとっては、長嶋や王より、江川のほうがヒーローだった。 その江川が朝のワイドショーで徳光さんと、巨人の話をしていた。「昨日の試合あそこでスクイズしなきゃ勝ってたのに」「いや、あそこでしなくても、負けてたでしょ。それより、昨日のヨシノブのエラーが不味かった。めったにしないのに」「俺もそう思う。」朝のゴロゴロを楽しんでると妻が「ゴロゴロしてないでゴミでも捨ててきて」と言われた。
前へ
|次へ
作品目次へ
ｹｰﾀｲ小説検索へ
新規作家登録へ
便利サイト検索へ
携帯小説の
(C)無銘文庫