《MUMEI》

私はベッドの上で眉をひそめる――…。



しずか「……どういうこと?」



リューク「ドラミは、また今の時代に戻って来るような事を言ってたぞ。


…なんでも未来の世界で調べ物をするとか言ってたな。」



しずか「調べ物?…ドラミちゃんは何を調べるって言ってたの?」



私はベッドから飛び起きて、リュークを問い正すも――…



リューク「さあな…。腹が減って、良く聞こえなかったからなぁ〜。フハハハハ!」



死神は私の質問をはぐらかすと、林檎をシャクシャクと噛み潰しながら笑うだけだったわ。



あからさまなサポタージュが見え見えだった――…。

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