《MUMEI》

僕がゴミを捨てるため歩いていると、ゴミを漁るカラスがいた。       「汚いカラスだなぁ」  と言い落ちてた石をカラスにあてた。         ―ぽかん―    と音を立てカラスが飛び立った。           「ストライク」   カラスに当てたと思った石が近所のオバサンに、あたたことに気付くのは、すぐあとだった。      「すみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみませんすみません」

前へ |次へ

作品目次へ
ケータイ小説検索へ
新規作家登録へ
便利サイト検索へ

携帯小説の
(C)無銘文庫