《MUMEI》

『ハァァァーーッ』

僕は、本日何十回目
かのため息をついた


『こらっ!渓!また
手が止まってる!進
まないでしょ?』

母さんに怒鳴られる


僕は、今引っ越しの
荷造りの真っ最中だ


『だから、引っ越し
屋さんに頼もうって
言ったじゃん〜』


ポコン!
『バカっ!勿体ない
でしょ?タダじゃな
いんだし…それに…
業者雇う程じゃない
しね。』


…そんなの、母さん
が、ケチなだけじゃ
ん!と思ったが、心
の中で止めておいた


そんな事より、今の
僕の頭は、高柳くん
の事でいっぱいだ。


昨日、僕は高柳くん
をひっぱたいちゃっ
たんだよな…。


突然のキスにビック
リしちゃって…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫