《MUMEI》

俺は、白馬に交際を
申し込んだつもりだ
った。

なのに…何故か白馬
は泣きそうな顔をし
て、俺にこう言った
んだ。


『それって、セフレ
になろうってコト?



『はい?せふれ?』

…えーと、せふれっ
て言うのは……?!

『おわ〜〜ちょ、ち
ょっと待て!白馬!
ちが、ちが、ちが…


『血?なんて出てな
いよ?ごまかさなく
ていいよ、高柳くん
僕とHしたいだけな
んだよね?だから』


…ああ、怒る白馬も
可愛いなぁ、って、
んな場合じゃない!

ギュッ!と白馬の手
を握る。


『お前が好きなんだ
よ、だから…転校し
ても付き合ってくれ
ないか?』


『……は?……』


あれ?白馬が真ん丸
目玉で固まったよ。
……何で?

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