《MUMEI》

タクシーをとばし、


凛香の店のまえで 俺は一呼吸ついた。


「あーあ、、笑われんだろなぁ、、」




意を決して店にはいる。

はたから見れば、
風俗初のにいちゃんにみえるかな。






「れーん!いらっしゃ・・・・・・・ん・・・」



凛香がいきなり俺を臭いだす。



「なんだよ。」

「なんだよとは、よく言えたわね?フェロモンばりばりの香がするわ。
・・・・ふーん?」

にやついた・・ばれた・・



「凛香様をあざむくのは無理よ?白状しな?」


俺は昨日の話を全部した。






「あーはっはっはははは!お腹いたい!はっはっは!5分いや、3分ももたなかったの?はーっはっは天下の蓮が聞いてあきれちゃう、あんた馬っ鹿じゃない?思春期じゃん!」



だからやなんだよ・・・




「んじゃこれね?」

凛香は紙を渡してきた。



BMW一覧・・・・・

そこに赤い丸がつけてある。




え・・・・

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