《MUMEI》 「二体!?んなの所長から聞いてねーぞ!?」 『俺にもはっきりは分からない…まるで…隠されているような…。』 「くっそ、…面倒事になんかなるなよ〜。」 頭を掻きながら寝転ぶ。 青い空、まるで何事も無いような平和な色だ。 「ちっ…平和そうにしやがって…。」 呟きながらそっと胸のプレートを握りしめる。 と― 「あらぁ、平和なのはイイコトじゃない?」 声に驚き身を起こすと一人、女子高生が立っていた。 少し毛先に緩いウェーブがかかった長い黒髪、黒い瞳は好奇心にキラキラ輝いていた。 前へ |次へ |
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