《MUMEI》
―Invisible 3 ―
君を抱いたとき


後悔した、離れていってしまう、とー


君が側にいてくれると言ってくれた時、


その場で息が止まっても構わないほど嬉しかったー


優しい月の光が
俺の闇に射し込む
その暖かさに
涙が溢れそうだ


叶うならば
どうか残された命が終わるまで、
彼の記憶が戻りませんようにー


愚か者の最後の願いですー

気まぐれなカミサマ


どうか月をそれまで
俺から奪わないで


最も、カミサマ何てモノは小さな友人を失って信じるのを辞めたのだが…


今はー


―タダネガウ―

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