《MUMEI》
虎之介先輩VS変態
一旦部屋に戻ってカバンを置いて


エレベーターで食堂に向かった


「おかえりー、せー君! 待ってたよー!

こっちこっちこっちこっちー!」

「ま、誠、おかえり。別にこっち来てもいいぞ」


「た、ただいま」


さて、どうしようか


いつもの席だと


…変態の隣、なんだけど


「何言ってんのタイガー。皆決まった席で食べないとダメでしょー。

りょーちょーがそんなんじゃダメだろー」

「いや、でも。他の連中、皆もう食堂来ないし」

「じゃー、タイガーがこっち来なよー!

そーんな、隅っこにいないでさー」

「…う、」


虎之介先輩は結局


恐る恐る


震えながら、席を移動した


「さー、せー君おいで!

僕の膝の上に!」

「なっ!?」


…はぁ


変態の言葉を無視して、いつもの席に


虎之介先輩と、変態の間に座った


「ナイスシカト!ハアハアハアハア」

「うるさい黙れ」

「あ、誠それは」

「命令キター!!」


…もう、誰かコイツをどうにかしてクダサイ


俺の手には負えません


無意識に、俺は虎之介先輩の方を見ていた

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫