《MUMEI》
虎之介先輩VS変態2
「ま、誠、…その目は…ヤバイ」


…ん?


俺からしたら


恥じらう虎之介先輩の方がヤバイと思うけど!?


超可愛いんだけど!


「シカトは好きだけどイチャイチャはダメー!」

「うお!?」


変態の厳しいツッコミが俺に入った


「イチャイチャするなら三人でしなきゃダメー!」

「「はぁ!?」」


何言ってんだコイツ!?


つーか、いつ俺と虎之介先輩がイチャイチャしたんだよ!


「はい、いい加減にしやがれ、三人共。

夕食、お持ち致しました」

「はい」×3


渚さんの登場に、俺達はすぐに返事をした


「特にそこの二人は、誠君の帰りをずっっっと、待っていましたからね」


…え?


渚さんの言葉に、虎之介先輩は真っ赤に


変態は笑顔になり


「遅くなった誠君も、お疲れでしょう。

たっぷり、サービス、しておきましたから

残さず、きちんと

完食して下さいね」


続いた言葉に


真っ青になっていた


…サービスって、…何だ?


そんな俺達三人の前に


全員違うメニューの夕食が並べられた

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