《MUMEI》
風紀委員長と副委員長の会話
「ライバルがいっぱいねぇ。晴香」

「な、わ、私は。別に、高橋君の事なんか…」

「誰も、高橋君とは言ってないわよ?

会長相手だってライバルいっぱいじゃない」

「…雫の、イジワル」

「はいはい」

「副会長だって、高橋君気になるみたいだし、双子もいるじゃない」

「そうね」

「何で、そんなに余裕なの?」

「別に、余裕じゃないけど」

「余裕じゃない雫、見た事無いけど」

「そう?」

「うん」


「「…」」


「とりあえず、風紀委員会室に戻って、交流会企画書の最終確認しましょうか」

「うん」

「その後、生徒会室行くけど、一緒に行く?」

「もちろん! 副委員長だし」

「それだけ?」

「か、会長もいるしって…

何笑ってるの!?」

「可愛いなぁーって」

「もー、雫に言われたくない!」

「だって私は綺麗系だし」

「うわ、はっきり言い切った!でも本当だから反論できない!」

「晴香が可愛いのも本当だからね」

「ん、もう!風紀委員室行くわよ、ほら」

「はいはい」

「はいは一回!」

「はーい」

「風紀委員長がふざけないの!」

「わかりました、副委員長」

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