《MUMEI》 『いっやあああん♪ ダメよ、ダメダメ! 愛一郎さんたらぁぁ ぁ…』 自らの妄想に奇声を 発し、足をバタバタ させて悶える私(笑 ) 『何がダメなの?』 背後からの声に振り 向けば…愛一郎さん 。 《うぎゃあぁぁっ》 声にならない奇声を あげる私。ヤバい… 明らかに変な顔をし てる愛一郎さん。 気配を消して背後に 立つなんてやるわね 愛一郎さん!もしや 忍びの末裔?(笑) 『喉が渇いたから、 コーヒー入れてくれ ない?』 『あ、うん。すぐ持 ってくね。』 『…クスッ…』 …ん?今、笑われた 様な? 『じゃ、頼むね』 爽やかに笑って部屋 に戻る愛一郎さん。 …おっと、さっきの 妄想を忘れない内に メモってと…良し! 隆くん視点も考えな きゃね。これで新作 が一本出来るかも。 私はご機嫌で、二人 分のコーヒーを入れ ていた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |