《MUMEI》

『いっやあああん♪
ダメよ、ダメダメ!
愛一郎さんたらぁぁ
ぁ…』

自らの妄想に奇声を
発し、足をバタバタ
させて悶える私(笑


『何がダメなの?』

背後からの声に振り
向けば…愛一郎さん


《うぎゃあぁぁっ》

声にならない奇声を
あげる私。ヤバい…
明らかに変な顔をし
てる愛一郎さん。

気配を消して背後に
立つなんてやるわね
愛一郎さん!もしや
忍びの末裔?(笑)

『喉が渇いたから、
コーヒー入れてくれ
ない?』

『あ、うん。すぐ持
ってくね。』

『…クスッ…』

…ん?今、笑われた
様な?

『じゃ、頼むね』

爽やかに笑って部屋
に戻る愛一郎さん。


…おっと、さっきの
妄想を忘れない内に
メモってと…良し!
隆くん視点も考えな
きゃね。これで新作
が一本出来るかも。

私はご機嫌で、二人
分のコーヒーを入れ
ていた。

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