《MUMEI》 呼び方俺・神澤・修治・相楽が教室に戻ると 皐月がもう席に着いていた 「俺、成瀬先輩を師匠と呼ぶ!」 「そ、そうか」 皐月の目はキラキラと輝いていた …呼び方といえば 「皐月、何で俺を名字で呼ぶんだ?」 初対面では名前で呼んでたよーな気がしたから、ちょっと気になってたんだよな こっちは名前呼びなのに 「基本的に、俺は学校では美形は名字呼びなんだ。 和彦以外は」 「…そうか」 「うん」 本当はここでツッコミ入れたい 美形じゃねーって、声を大にして叫びたい! けど、さっきの食堂の事もあるし とりあえず、我慢した ら 何故か、神澤に頭を撫でられた 「何だよ」 「やっと、認めた。から」 「だからって、撫でるな」 「そうだな」 返事をしたのは修治だった 二人の間に、何故か火花が見えた 相楽は、それを 何だか、楽しそうに見ている 「そういえば、いつの間にか修治は名前呼びだよね」 「あぁ、そうだな」 「親しくなったら名前呼びが基本だろ」 勝ち誇ったように、修治が言った 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |