《MUMEI》 おばあちゃん「疲れたよね、大丈夫?雪さん」 「大丈夫よ、大智さん」 そういって重い荷物をもってくれる。 大智と暮らして40年はたったな・・。 「なぁ、雪さん楽しかったか・・?」 「楽しかったわ」 「そうか、じゃ・・ワシも幸せじゃ」 「そうかい、そうかい・・」 「ありがとう、雪さん」 「ありがとう、大智さん・・」 「疲れただろう?お休み・・」 「おやすみ」 私は大智さんの目から一筋の光が落ちていくのが見えた。 そうして私はまぶたを閉じた―。 前へ |
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