《MUMEI》 また…2生徒会室は、結構遠い てゆーか この学園の校舎が広すぎなんだよな 「きっと俺達、一番最後だな」 一年の教室からが、一番遠いし 「まあな」 「ん」 俺の両側にいる、修治と薫が頷いた ちなみに 何故か二人とも、俺と手を繋ぎたがったが 断固拒否した 廊下にはあまり人いなかったけど でも、恥ずかしいし 捨てられた子犬みてーな薫にキュンとしたけど 後で覚えてろ的な、鬼畜修治にギクッとしたけど そこは譲らなかった 第一 鞄持ってるから、どっちかとしか手を繋げねーし どっちも、選べねーし そうしてやっと、生徒会室の扉が見えてきた もうちょっとだな そう思っていたら、扉が開いて、誰かが出てきた 「あら」 「こ、こんにちは」 二人は、俺達を見ると、挨拶してきた 「…先に、行く」 修治は二人を見ないように、生徒会室に入っていった まぁ、仕方ないか 生徒会室から出てきたのは 風紀委員長・観音寺雫先輩と 副委員長の、財前晴香先輩だった 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |