《MUMEI》
マッサージ
「風紀委員が持ってきた交流会の書類は訂正する必要が無い位完璧だった。

だから、お前が来る前に確認を終えた俺は、一休みする。

というわけで、隣に行くぞ」

「何で隣?」

「ベッドがある」

「ちょ、バ会長!」


一ノ宮先輩が叫んだ


「ナルシーは備品チェック。神澤はプログラム作成。成瀬は予算チェック。

歩はお茶の用意。

鳳凰寺はコピー。

双子と榊原は、ナルシーと成瀬のフォロー。

というわけで、誠は俺のマッサージだ。

文句あるか? ねーな」


会長は、俺を引っ張る


「あのさ、普通、肩揉みとかじゃねーのか?」


何でベッド行く必要あるんだ?


薫相手なら、全力で抵抗しても、引きずられるが


会長相手だから、全力で抵抗すれば、何とかとどまっていられた


「お前がマッサージするのは肩じゃなくて腰だ」

「何で、腰?」


座り過ぎて、とかか?


「昼休みの後、ヤリ過ぎた」

「それ仕事と関係ねーだろ」


自業自得じゃねーか!


「…お前に久しぶりに会ったせいだ」

「何で俺のせいになるんだよ」

「知らん」


知らねーのかよ!

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