《MUMEI》 マッサージ2呆れる俺の制服を、誰かがつかんだ 「高橋君」 「ん?」 顔を向けると、そこには 困ったような表情を浮かべる相楽がいた …もしかして、傷付けたか? 「このままここにいたら、他の皆に迷惑になるし、会長の印象も悪くなるから、マッサージ、仮眠室のベッドでやってあげてくれない? 早めにお茶いれて持っていくから。 …ね?」 相楽 …健気、だな 「おい、行くぞ」 よし、俺も覚悟を決めるぞ 「わかった」 会長は、ニヤリと笑った 笑ってられるのも、今のうちだぞ、会長 肩じゃなくて 腰の 体のマッサージ頼んだ事 後悔、しやがれ 「うつ伏せになって、寝て下さい」 優しい口調で言うと、会長は素直に従った ギシッ 無駄に広いベッドに俺も上がり 会長の上に跨った 「では、失礼します」 久しぶりだな 整体、マッサージ 「変な真似はすんなよ」 「しねーよ」 多分、イテーだろーけど、な 前へ |次へ |
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