《MUMEI》 足りない席俺の席、…どこだ? 「お前はここだ」 「ふざけるな」 何で会長の膝に座らなきゃいけねーんだよ そして、神澤 お前も、膝を叩くな 「「早く座りなよー」」 だから、まともな席がねーんだよ! つーか、皐月も席が、というか、椅子があるのに、何で俺だけねーんだよ 補佐が一人増えたっていっても 生徒会顧問の黒崎先生が座る席が空いてるはずだろー? 「失礼します。仕事は終りましたか?」 首を傾げていると、タイミング良く、黒崎先生が登場した 「どうしました? 高橋君」 「席が無いんです」 「あぁ…」 黒崎先生はチラッと皐月を見た そして 「一人分追加するの忘れてました。 明日には、用意させますね」 「ありがとうございます」 「チッ」 …会長の、舌打ちと 残念そうな、神澤の顔は 無視する事にした 「そういえば、先生の席は無いんですか?」 「私はたまに来て会長や副会長、書記の様子を確認するだけなので。 仕事は、職員室でやりますし」 「そうなんですか」 「えぇ。でも、この機会についでに作ってもらうのもいいかも知れませんね」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |