《MUMEI》
変態乱入2
「おい、お前等。俺を無視」

「そーいえば、せーくん」

「お」

「本当に、週末タイガーとデートするの?」


会長を無視して、変態が質問してきた


今する話題かよ、それ


皆、固まっただろーが


「ねー、どーなの?」


俺が口を開こうとした、その時


「テメー、週末は暇なんじゃなかったのかよ」

「僕に黙って予定入れるなんて、生意気だよね」

「「デートするんだー」」

「デート…」×3


成瀬先輩・榊原先輩・黒崎先生


以外が、口を挟んだ


つーか


抗議したのは、会長と朗先輩だけで


双子は楽しそうだし


薫・修治・相楽の三人は、同時に呟いた感じだった


「ねー、せー、くーん!」

「あ、悪い」


返事遅れた


「謝る位なら、クールにしかってよー、その方が気持ちイイからー」

「嫌だ」

「それだよそれ!ハアハア」


話が進まねー


「とっとと話を進めなさい。そこの変態は無視して」


おっとブラック黒崎先生降臨


こっちに変態ハアハアするんじゃ…


「…もうちょっと若かったらなー」

「黙りやがりなさい変態野郎」


…黙らないと黒崎先生に殺されるぞ、変態

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