《MUMEI》
サカサカの一声
松嶋 晃司(変態)視点


うーん、見事なカオス空間だなー


何か、僕が動くと大体こんな感じなんだよねー





まー、いっかー


タイガーとせー君の二人っきりのデートは阻止できそうだし


ついでに


せーと会が、せー君をどう思ってるか、わかったし


めでたしめでたし♪


「先約なんか関係ねー。この俺が誘ってやってるんだぞ」

「そうだよ。この美しい僕が誘ってあげてるんだよ」

「誠、俺と、デート」

「だーかーらー!」


あ、イイ声


イラッとしてるせー君


ス・テ・キ


ずーーっと、見てたいなー


…け・ど


そろそろ、…


「週末というのは、金・土・日のどれかだろう。

土曜日、鈴木先輩や鳳凰寺達と過ごして

土曜日夜から、生徒会役員の所属するチームとやらの溜り場にでも、行ったらどうだ?」

「ナイスサカサカ!」


カオス空間に怯えるナルナルの為に、さっきから一生懸命考えてたもんね!


グッジョブサカサカ!


「あ、ありがとうございます。サカサ…

榊原、先輩」


せー君サカサカ言おうとしたー!


かっわいー!

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