《MUMEI》 『いや、あの…』 口ごもる隆仁くん。 …あぁ、可愛いね。 『俺に、ねーさんの 秘密がバレたかもっ て?』 『え!?義兄さん? 知って…?え、ええ ーーっ?!』 …おぉっ、予想通り の反応が…クスクス。 『うん、知ってる。 萌子、腐女子って言 うオタク?なんだよ ね?そして、俺で妄 想してんだよね?』 俺の衝撃的な告白に あんぐりと口を開け たまんまの隆仁くん 『知ってて、なんで ?嫌じゃないの?僕 なんて、いつも被害 受けて…友達来る度 に、変な妄想される し…』 『んーそうだね、で も、いいんだ。俺で 妄想する分には…。 リアルで男とヤレっ て言う訳じゃないし …アレも萌子なりの 愛情表現だって思え るし…』 …それに、必死に隠 そうとしてる姿が可 愛いし…。 『義兄さん…スゲー 寛大っすね?!』 隆仁くんは呆れた様 に呟いた。 …変なのかな?俺。 別にイイけどね(笑) 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |