《MUMEI》
カオスな帰路
こうして


榊原先輩のおかげで、その場は丸くおさまり


最終確認印を押す会長と


会長の仕事を見届ける黒崎先生以外は生徒会室を出て、帰る事ができた


ちなみに


生徒会寮に行く、成瀬先輩と榊原先輩


それに、薫と朗先輩は、ミツが校門まで白いリムジンで、迎えに来てくれていた


残りのメンバーは、徒歩で寮まで行くんだが…


「せーえーくーん!」

「寄るな変態!」

「ハアハアハアハア、相変わらず素敵な拒絶」

「「ラッブラブー」」

「サンキュ、双子!」


余計な事言うな、双子!


朗先輩に誘ってもらえなかったからって、俺で遊ぶな!


「大変だな、誠」

「ねー」


くつろぐな、修治と相楽!





「皐月、は?」


いない、よな?


「さーちゃんならー、

僕と入れ違いに、せーと会室出てったよー」

「早っ!」


つーか、羨ましい


このカオスから脱け出せたなんて


「さーせー君、僕の部屋行こーかー」

「行かねーよ!」

「そろそろごほーびちょーだいよー」

「まだだ!」

「えー」


言いながら、うっとりすんな!

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