《MUMEI》 「この人がここのラボの頭、ベリア博士だ。」 「ど、どうも、水樹綾乃です。」 「あぁよろしく頼むぞ、さて、早速色々聞かせてもらうぞ、そこに座れ。」 ベリアはデスクの前におかれたガタガタのパイプ椅子を指した。 そして二人から色々経緯や事の顛末を聞き、両者の間でいくつか質疑応答が繰り返された。 「成る程、つまり、水の属性が高い、以外はほぼ不明、だな。」 「あぁ、ガルーダも見えねぇとよ。」 「フフッ安心しろ、私にわからないことなどないさ。」 そうして二人を違う部屋に案内し始めた。 前へ |次へ |
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