《MUMEI》

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わたしは依然として、ムスッとしたまま言った。


「こんな美少女をほったらかしておいて、死刑よ、死刑!」


「かたいコト言うなよ〜」


「なーにが『かたいコト』、よ!調子乗るのも大概にして!」


「なんだよ、そんなに寂しかったのか?」


「んなわけないだろ!」


「チューしてやるから機嫌直せって☆」


「ホントのバカだな、お前は!」


わたし達が、いつものようにイチャイチャ(?)しはじめたのだが、………


「よ、義仲さん!?」


弱々しい男の声に、まんまと邪魔された。


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