《MUMEI》
※ショッピングモールにて4
「ローソクは熱いからパスだしー

これ、痛くないロープだしー

跡残んないのはいーけど、僕縛り好きじゃないしー

ムチも嫌いだしー

バイブとか…僕、受けじゃ無いしー」


突っ込む専門だしー


「じゃ、じゃあ、どんなプレイがいいのよ!」

「ん? そりゃー

己の肉体から繰り出される技の数々と

思いやり溢れる言葉責めか

突き放す冷たい言葉責め

それに殺す!位の視線に決まってんじゃん!」


だから、せー君はパーフェクトなんだよね!


あの蹴りとか、クセになるし


それに、お尻…


良かったなー


あー、突っ込みたい


泣きながら、あの冷たい眼差し向けて欲しい


「だから、私を無視すんな!」

「言葉使いあらいよー、じょーおー様ー」

「間抜けな話し方、やめなさい」

「僕に相手して欲しかったら、もっと体鍛えて技磨いたらー?」


せー君みたいにさー


「わ、私は女なのよ!」

「知ってるよー」


胸あるしー


チ〇コ無いしー


けどさー


「ピンヒールダッシュできるんだから、見込みあるんじゃない?

ね、頑張ってよ

お・ね・が・い」

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