《MUMEI》
セツと行動
「おー誠。こっちこっち」


ま、間に、合った…


あれから


一旦食堂に寄って夕飯にする弁当を二つ、渚さんからもらい


寮を出てからは、猛ダッシュで、正門まで向かった


考えてみたら、猛ダッシュは昼間もしたから


さすがに、疲れた


「大丈夫かー?」

「…何とか」


待ち合わせ場所にいたセツはの側にはゴツイバイクがあり


セツは、黒いライダースーツを着ていた


ただし


そのシルエットは、ボンッ!キュッ!ボンッ!のナイスバディーだし


顔は化粧ばっちりで


長い髪は、ゴージャスに巻かれていた


「ずっと、そのままでいるのか?」

「まさかぁ!」


セツはまた、いつものガハハ笑いをした


「ちょっと寄り道して、そこで変装解く。

で、ついでにそこで弁当も食おーぜ!」

「あぁ」

「それじゃ、行くか」


セツは俺に、自分と同じ黒いヘルメットを投げた


それを、受け取り、かぶってから


バイクに乗り


セツの腰にしがみついた


ちなみに、俺の荷物はリュック一つだから


邪魔にはならなかった


「よし、行くぜ」


いつもより控え目に、セツがバイクのエンジンをかけた

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