《MUMEI》

耳から首筋へと舌を
這わせ、鎖骨へと辿
り着く。

鎖骨に舌を這わせな
がら、指先で胸の薄
桃色の突起を弄ぶ。

『…ふっ、ぁっ…』

敏感な部分に触れら
れ、朱里の口から甘
い喘ぎ声が漏れる。

…胸に触れられただ
けなのに、こんなに
感じてるなんて…

朱里は、まだ触れら
れていない、朱里自
身に熱が集まるのを
感じていた。

その時…朱里自身に
触れる柔らかな感触
のモノ。
ソレは優しく朱里自
身を扱く。

『…え、な、?』

白の両手はまだ胸の
突起を愛撫したまま
だ。

『朱里?』

朱里は、視線を自身
へと向けて、驚いた

『は、白?コレは…
何?』

朱里の下半身に絡む
白い弦の様なモノ。
朱里自身を包み込ん
でクチュクチュと上下に扱
いている。

『何って…僕の触手
です、朱里。』

『触手?う、わ、ぁ
んんっ…』

呆然とする朱里に、
ニコリと笑いかける
白。

白い触手は、白の腰
から伸びて朱里の身
体中の性感帯を刺激
していた。

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