《MUMEI》 土曜日朝黒崎明雅視点 「やり過ぎですよ、皆さん」 溜り場の、基本幹部しか入れない部屋で 私は、朝からため息をついた 「ヤッて何が悪い」 あぁ、キングは、そっちのヤリ過ぎもあったな しかも、相手はノンケの 高橋君に、体型がよく似た男の子 『男だからいいだろ』 そう言って、キングは男の子を総長室に連れ込み バックで一晩中、ヤリ続け 朝になると、放置した 本当、最悪としかいいようが無い 「ダイヤの品格を落とすような行為はやめて下さい」 「それは、ダメ」 「貴方もですよ、エース」 キングを睨むエースも ケンカを売り買いし過ぎて 今朝、返り血だらけで溜り場に帰ってきた こんな事、最近は ジョーカーと接するようになってから、無かったのに 「だって…」 「高橋君が、悲しみますよ」 「それは、嫌」 「だったら、次から謹んで下さい」 「だって…」 「とにかく、キングもエースもお風呂入って着替えてよ。汚いな」 クイーンが、汗と精液臭いキングと 血生臭いエースを指差した 前へ |次へ |
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