《MUMEI》
life
「朝御飯できたでー。」


いつもの様子で阿騎に声をかける。
と―


「あれ、まだ寝とんかいな。」


返事がないのでキッチンから部屋まで行き、ノックする。

コンコンッ


「あれ?マジ寝坊?」


扉を開けて入ると、等の本人はベットから動いていない。


「ちょぉ阿騎七時やで、飯食って出勤、うわっ!」


最後まで言う前に起こそうと近づいたオレは腕を掴まれベットに引きずり込まれた。


「おはようのキスは?」


人の悪い笑みを浮かべながら犯人は俺に口づけ、無理矢理口内に侵入し舌を絡める。


「んー!!」


苦しいのと恥ずかしさで身を捩る。
が、いつのまにかしっかりホールドされている。

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