《MUMEI》 コイツは、 オレの同居人、 正確には大家や。 ―神林 阿騎― 体型、ルックス、頭脳 全てが抜群。 でかい病院の外科医。 医者系の旧家で金持ち。 ……………… 嫌みなヤツ〜 ちなみに俺はリュウ(仮) 見事に吹っ飛んでいる記憶のため、 金もなく、 住所もなく、 家族も友人も不明、 …………… み、みじめや… お、でも最近携帯は手に入った。 ……… まぁ、阿騎からのプレゼントなんやけどね… この仮の名前も阿騎からのプレゼント 昔大切な友人だった黒い猫の物らしい。 だからか知らないが… 「だってリュウは毎日キスしてくれたから。」 「そ・れ・は・猫の話〜!」 ホールドしながら無茶を吹っ掛けてくる相手を睨むと、さも愉快そうにこちらを見ている。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |