《MUMEI》

身体の全てを、白と
触手に支配されて…

『…っはぁ、はぁっ
…はぁ、はぁっ…』

射精後の蕩けた表情
の朱里に白が優しく
キスを落とす。

『朱里…まだです。
もっともっと一杯、
アナタを愛してアゲ
ル。アナタの隅々ま
で僕で満たしてアゲ
ルから…』


ーー覚悟して?


『え、ちょ、白?』


ーー僕の想いは、


『や、まだイッたば
っかりで…んっ、あ
んっ、あっあっ…』


ーーこんなモンじゃ
無いからーー


『あ、あああ…んっ
ゃあっ…ハ、ハクッゥ
…んんっ…』


自分の身体の下で、
狂おしく身悶える愛
しい恋人を目を細め
て眺める。


『なぁに?朱里。』

甘く耳元に囁けば、
ピクンと跳ねる可愛い
仕草に僕自身に熱が
集まる。


僕の触手が、縦横無
尽に朱里の身体を愛
撫し尽くす。

僕の身体から香る甘
い匂いは媚薬となり
朱里を蕩けさせる。


ーーもう離さない。

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