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《MUMEI》 会話男の一人暮らしにしては 部屋はとても綺麗だった 「ここが雨の部屋」 部屋を案内された 「…あっありがと」 ベッド、机、テレビもある 「とりあえず荷物置いてリビングおいで。久々だし少し話しよう」 「あっ…うん」 なんか緊張する… お兄ちゃん…の声とか背の高さとか… 男の人…… 当然の事に意識してしまう リビングにいるお兄ちゃん 紅茶を入れてくれた 「すわんなよ」 「うん…ありがと」 カチャ 「大きくなったな、今いくつだ?」 くろぶち眼鏡をとるお兄ちゃん お互い向かい合うように座り余計、心臓の音が高まった 「はたち…」 「20かぁ!じゃ5年会ってなかったんだな!」 「6年だよっ!!」 「はやいな…6年か」 「うん…」 近所に住んでいたお兄ちゃん あたしの初恋の人だった… あたしは14歳 お兄ちゃんは22歳 今では年の差感じないよ… あたしも20歳だもん… 「で、なんで東京来たの?おばさんから詳しく聞いてないんだけど…」 あっ… 「こ…こっちで就職したくて!」 「そーか…今どこも不景気だからな…見つかるといいけどな」 「ところでお兄ちゃんは??何してるの?」 「あっ?俺は教師してるよ」 「えっ!!そーなの!すごいねっ!!どこの??」 「小学校だよ」 「そーなんだぁ…お兄ちゃん教えるの上手かったもんね〜」 「まー〜ね」 にっとするお兄ちゃん その夜は笑いが、たえなかった お兄ちゃん… 前へ |次へ |
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