《MUMEI》
嫌々ながら、合流3
幹部のお気に入りと聞いたからか


特に、罵声は飛んで来なかった


相変わらず、視線はイテーけど


「さぁ、奥に行きますよ」

「はい」


ジャックの言葉に、また歩き出す


歩きづらいから、歩調はどうしてもゆっくりになる


それでも、何とか姿勢だけは崩さずに、幹部部屋の前に到着した


「失礼します。コトさん来ましたよ」

「こんばんは」


頭を下げてから、部屋に入った


「…」×3


無言の視線が、痛いデス


「どーせ、変だよ」


いつもの声と口調に戻した


「あ、いや…」

「そりゃ、僕より大きいのは気になるけど…」


悪かったなー、デカク


「誠、…可愛いっ!」


…て?


「ちょ!?」


抱きつくな、薫


じゃなくて


「やめろ、エース!」


苦しいから


「可愛い可愛い可愛い可愛い」

「可愛くない」

「じゃあキレイ!」

「それも違う!って、離せ!」

「嫌。会いたかったし、誠足りなかった」


ドキッ


「…な、何だよ、それは」


顔が一気に赤くなるのがわかった

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