《MUMEI》

『『は?え?』』

白とショウの顔が見
る見る赤くなり茹で
蛸の様になった。


『全く…白、朱里様
を愛するのは結構で
すが、ヤリ過ぎはダ
メですよ、ヤリ過ぎ
は!』


『はい…ユウリ先生
僕、もう絶対、ヤリ
過ぎない様にします
。』

シュンとする白に、
気を取り戻したショ
ウも声をかける。


『そうだな、白。ま
あ、その…ヤリ過ぎ
は良くないな、うん
ヤリ過ぎちゃいかん
な…うん。』


『そうですよね?シ
ョウ様。やはり昨夜
の陛下の様に、二回
位で止めて頂かない
とねぇ?…クスクス』

ユウリは笑いながら
悪戯っぽくショウを
見て言った。

『は、え?何で知っ
て…』

再び茹で蛸の様にな
るショウ。

『クスクス…あの部屋の
花のカレンはお喋り
なんですよ。ガウン
の話も教えてくれま
したよ。』


『ユウリ先生!』

勘弁して下さいとい
う顔でショウは叫ん
だ。

『えーショウ様と陛
下って、そうなんで
すか?』

白は驚きの声をあげ
た。

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