《MUMEI》 どさくさに紛れて4ちょっと、言い過ぎたかな 「ま、でも。見た目だけなら、キングの方が好みだ」 ちょっとだけ、フォローしてみた 実際、綺麗系のクイーンより かっこいい系のキングの方が、見た目的には好みだ 真っ赤な髪に、今日は真っ赤なカラコンを入れたキングは 普段は似てねーんだけど 親父と、何処か似たような雰囲気も、あるし そんな気持ちで 何気なく、言っただけだった ここで、俺は重大な事を忘れていた 俺様キングは、単純バカで クイーンは、自分の見た目大好きな、ナルシーって事を 「じゃあ、胸揉ませろ」 「何がじゃあなんだ!」 「見た目で、バカに負けた…」 「そ、そんなに落ち込むな、クイーン!」 セクハラしようと近付くキングと ブツブツ呟きながら激しく落ち込むクイーン ジャックは呆れて見てるだけ 「た、助けてくれエース」 頼れるのは、お前だけだ! 「愛してるって、言って?」 「だから言わねーから!」 「…じゃあ、自分で何とかして」 す、すねるな 「ちょ、待て!」 あぁ、この格好、邪魔だ! 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |