《MUMEI》
荒くれ男 3
車で次へ移動。アイは運転しながら説明した。
「ハーリーはこの辺のボスだから」
「ボス?」
「あ、ギャングじゃないよ。彼に頼れば間違いないわ」
「あたしは、アイさんだけが頼りですから」
「……」
「何で無言になるんですか?」マキは心配で聞いた。
「嬉しいこと言うから泣きそうになったのよ」
アイが笑う。マキは疑いの目120パーセントでアイを見た。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫