《MUMEI》
アニマル 3
二人とも見事にビルドアップされた肉体を誇る。アニマルは無言。それがまた怖い。
ホークは陽気に喋りまくる。
「マキ。オレは無類の親日家なんだ」
「本当ですか?」
「オレが嘘ついたことあるか?」
「ありません」即答。
「マキ。もしかして緊張してるか?」
「いえ、はい。少し」
「GAHAHAHA!」ホークは天井を見て笑った。「安心しろ。オレは女には優しい」
「はい」マキは顔を紅潮させてホークを見上げた。

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