《MUMEI》
サプリ
「さっきのはリキが中途半端なソウに引き込んだからだ。お前が100%悪い。」

「!!」

「??」


突然の暗転。

突然の第三者の声。


「て、停電??って、あれ昼間に停電したからって、こんな真っ暗には…先生見えるし。え、なんで先生見えるんだ?いやそれより、真っ暗…??」

「…さ、サプリ?…サプリこのやろ!どこだ出てこい!何が100%だ!諸悪の根源はお前だろうが!!」

「えぇ!?先生??」



突然の事態にテンパる明智に対して、山男は固まっていたが、すぐにブチ切れた。



「リキ、落ち着け。短気なのはまだ治っていないのか。生徒の前だとあんなに落ち着いた教師をしているのに。」

「俺の名前は『ちから』だ!『リキ』じゃないって何回言ったら覚えるんだ!それよりも!姿を見せろ!」


「せっかくちゃんとしたソウランを作ってやったのに、時間を無駄にするのか。隣を見ろ、ヨシの弟が目を丸くして見ているぞ。」

「あ!サプリ??畜生消えやがった…どうすんだこのソウ!?あいつっ…」

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