《MUMEI》
verfuhrerisch Korper.魅力的な身体。
  
「あぅんッ///…ぃっ…克哉さんッ///」

薄暗い部屋の中に浮かび上がる彼の美しい姿にうっとりしながら、その壊れそうなくらい細い腰を鷲掴みにして突き上げる。

「んッ…く…ぅ…いや///」

恥ずかしがってイク時の顔を見せたく無いのか、手で顔を遮って隠そうとする彼の腕を握ってその顔が見えるように手をよけさせた。

「ぁ…///」
「見せていてくれないか…」
「でも…」
「キミの全てを見ていたい…」

そう言うと、彼は観念したのか布団の上で腕を広げて横たわった。

その彼の着ていた最後の上着のボタンを全部外すと、その綺麗な胸板をさらけ出させる。

「あの…僕…克哉さんみたいに格好良くないですし///」
「何だ、そんな事無いぞ…格好いいというか美しい方だな、アキラは」

彼の姿は恥じる事も無いくらい、身体は細いがほんのりとだけ筋肉も付いていて、その絶妙なバランスがとても美しく見えた。

「とっても、綺麗だよ」
「でも、逞しく無いのって…克哉さんの好みじゃ無いんじゃないですか?」
「…私はそういうのが好きなワケじゃないんだ」
「……じゃあ、若い子が好きなタイプの人ですか?」
「…そうじゃないぞ」

彼はちょっとだけ勘違いをしているようで、首を傾げながら頭に大きな『?』を浮かべているようだった。



「あっ…ぃ…あぁ…ぁ…ぁん///」
「ッ…///」
「んぅ……はぁ…///」

いつものように行為が終わると、彼は畳の上に敷いた布団の上で仰向けになってぐったりとしていた。

そんな彼のしっとりとした肌を撫でながら、彼の姿の美しさをじっくりと眺める。

「克哉…さん…そんなに見ないで下さいよ///」
「いいじゃないか…美しいよ」

彼のお腹の上に飛んだ彼の残滓に唇を寄せると、その滑らかな肌の上にペロリと舌を這わせた。

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