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《MUMEI》 ｢うるせぇ！関係ねーだろ！今、どこに…。｣ 『あぁ、すぐわかるて、懐かしい場所や、再会に相応しいな。』 ｢だからドコだよ!! ｣ 『相変わらず気ぃ短いなぁ〜。俺がお前らからバイバイした場所や、はよおいでや、眠り姫食べてまうからな♪』 それを最後に電話はプツリと切れた。 ｢何？どうしたの？｣ 横から問うミツに視線で物陰に移動するように促しながら瀧は話す。 ｢携帯にヤツが、黒烏が出た。｣ ｢嘘…。最悪…｣ ｢場所はわかった、今から俺はそっちいく。｣ ｢馬鹿っ、所長に報告して指示仰いでからに…｣ ｢待ってられるわけねーだろ！…それに…｣ ｢それに？｣ ｢多分、まだ本気では動く気はねぇ、応援とか呼んだ方が良くねぇ。｣ 前へ |次へ |
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