《MUMEI》

「じゃあ俺はこれで失礼しますね」


「えぇ劉ちゃん、泊まっていかないの?」


里々耶は寂しそうな顔して檜泉を見つめた。


「気持ちだけいただいて帰ります、ヒョーリちゃん、バック取りに行っていいかな?」


「うん」


雹里を手を拭き、檜泉と一緒に2階へ上がっていった。


部屋


「ヒョーリちゃん、今日はどうもありがとうね」


「うん、また来ていいよお母さん喜ぶから」


雹里はニコッと笑った。

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