《MUMEI》

「ん?」


檜泉はクスッと笑った。


「じゃあ俺帰るね」


檜泉は雹里の上から起き上がった。


「あ、送っていくよ」


雹里も起き上がり檜泉を見た。


「大丈夫だよ、俺を送っても帰りはヒョーリちゃん一人になっちゃうし、それじゃあ心配だから玄関まででいいよ」



「うん…分かった」


檜泉は荷物を持ち雹里と一緒に階段を降りていった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫