《MUMEI》 「ん?」 檜泉はクスッと笑った。 「じゃあ俺帰るね」 檜泉は雹里の上から起き上がった。 「あ、送っていくよ」 雹里も起き上がり檜泉を見た。 「大丈夫だよ、俺を送っても帰りはヒョーリちゃん一人になっちゃうし、それじゃあ心配だから玄関まででいいよ」 「うん…分かった」 檜泉は荷物を持ち雹里と一緒に階段を降りていった。 前へ |次へ |
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