《MUMEI》 交流会逆鬼ごっこ10「降りてこい聖ー!!!」 森に一際デカイ大声が響き渡った 修治と走りながら、時間を確認すると スタートから、三十分以上経っていた ん? またメール来てる 足を止める事なく、メールを開く 『Z組鬼捕まりました』 … 「はぁ!?」 もうかよ!? 「どうした?」 「足を止めるな、修治」 いつ発見されてもおかしくないんだからな 「わかってる。で?」 「Z組の鬼が捕まったっ…て、止まるなよ」 「あ、あぁ。…それにしても、早いな」 「だよなー」 Z組の鬼は、SPなのに 「…まぁ、あそこはD以上に結束固いからな」 「そうなのか?」 「ボスがいるんだ」 「ボス?」 「一人称が『俺様』で無節操なボスがな」 「…それって、会長と同じ?」 「いや、それ以上」 「はぁ!?」 あれ以上ってどんだけだよ!? 「おい、自分で言ってて止まるなよ」 「わ、悪…」 もう少しで、森を抜けるという場所で 「「…」」 前方から、A組と思われる集団が、現れた 「「「行けぇ! 女子軍団!」」」 「「「修治くーん!!」」」 前へ |次へ |
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