《MUMEI》
恐喝現場
「ほーう?

俺達に逆らう気?」


数人の男が、
ジリジリと女に近付く。


「逆らったらどうなるか分かってんよなぁ?」


1人の男が女に手を伸ばした。


「いや!

やめて!!」


女はじたばたと暴れるも、
直ぐに2人の男に動きを封じられてしまった。


「何処かに拉致って犯してもいいんだぜ?

それともここで犯すか?」


ヒャハハ、と気味の悪い笑い声を上げる。


女の表情は見えなかったが、
身体が小刻みに震えていることから、
大体の想像はついた。


男は女の肩に手を置く。


ビクリと肩を震わせた女。


………これは……助けねぇといけないよな……。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫