《MUMEI》
交流会逆鬼ごっこ23
<開始三十分 街でZ組指定鬼捕獲

開始五十分 森でB組指定鬼捕獲

そして、先程校庭でC組指定鬼捕獲されました>


聖と相羽先輩捕まっちゃったのか


となると、残ってる指定の鬼は俺と修治と、虎之介先輩…


<あ、今新しい情報入りました!

A組指定の鬼も森で捕まったようです>


て、修治ー!?


何お前捕まってんの!?


つーか何でまだ森にいたんだよ!?


もう限界だったのか!?


<それから、教員は半分捕まりました。

用務員は、門脇さんだけが捕まっていません>


そこで、雫先輩がマイクを切る音がしたが


<続いて、報告があります>


すぐに、黒崎先生の声がした


報告って何だ?


<正門付近でC組生徒に暴力行為を働いたD組生徒がいました>


なっ!?


思わず正門を見る


<高等部会長が対応していますから、他の生徒は行かなくていいですよ>


…会長がいるなら、大丈夫か


何だかんだいって、強いしな


<えっと、続きまして、>


え、ミツ?


黒崎先生と一緒にいるのか?


<街で、D組の生徒が、その…ま、万引きをしていました>


またD組!?

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫