《MUMEI》
交流会逆鬼ごっこ24
<あ、でもこっちは高等部副会長と、見回りSPの方がいるから、大丈夫、ですよ

は、はい、黒崎先生>

<問題行動を起こした生徒は即失格、場合によっては後日校長・理事長から処分がくだりますから、注意を…あ、こら!>

<せー君いじめたらしょーちしないからねー!>


この声、変態か?


…スゲー三人組だな


でも、一応心配してくれてるんだな、変態


<傷ついたら、僕をいじめてヨクしてもらえなくなるんだからー!!>





<それとせー君、噴水は見つかりやすいから、早く逃げた方がいいよー

頑張ってねー>


あの…


変態野郎!!


噴水結構穴場なんだよ!


つーか今のところD組に場所知られなかったのに


台無しじゃねーか!


「クソッ!」


校舎や寮はまだわかんねー場所多いし


街と、正門にはD組生徒が現れた


「森しか、ねーか」


来た道をダッシュで、戻った


森は、さっきより霧が濃くて、視界が悪くなっていた


そんな中


黒いレインコートが、見えた


「…薫?」


声が小さいからか


俺の姿が見えないからか


返事は無かった

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫