《MUMEI》 …………… バシッ!! …………… ザワ… 「しかし止めるな…」 ザワ… 「ホントだな。」 ザワ… 「下手くそのキーパーから見てあいつはど〜よ?」 ザワ… 「ん…上手いよ。 けど俺とはタイプが違うな。 あいつはたぶん予測型のキーパーだな。」 ザワ… 「予測型? そんなん聞いたことね〜よ。」 ザワ… 「他に何型があんだよ。」 ザワ… 「水陸両用型とか?」 ザワ… 「な…なんか強そうな名前だな…」 ザワ… 「そんなんあるわけねぇだろッ!!」 ザワ… 「お前がカッコつけて変な名前つけるからだろ。」 ザワ… 「うっせ〜な… 俺も予測はするよ!! けどそれはあくまでも技術の一貫として。 コース誘いもするし、 来た球に飛び付くだけの時もある。 あと…そうだな… あとは雰囲気とかを読んで…」 ザワ… 「それも予測じゃね〜か。」 ザワ… 「いちいちカッコつけようとしなくていいから。 何雰囲気って? バカじゃね〜の?」 ザワ… 「おめぇらも雰囲気とか良く言うじゃね〜かッ!!」 ザワ… 「知らん。」 ザワ… 「あ〜... キーパーの気持ちは理解されねぇから嫌だよ。」 ザワ… 「はいはい。」 ザワ… 「とりあえずあいつが水陸両用型ってことはわかった。」 ザワ… 「何もわかってね〜じゃんッ!!」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |