《MUMEI》

姉 「…」

翔太 「…母さんは…無いよ …」

姉 「私は、あるんだ?」

翔太 「……」

姉 「それから?」
「私とお風呂入るの拒むよ うになったのは?」

翔太 「…そうかも…しれな い…」

姉 「そっかぁ」

翔太 「…」

姉 「ねぇ、翔太」

「私なら気にしないよ」
「翔太は今、そういう事、 意識しちゃう時期なんだ よ」

「友達も言ってたけどね」
「お兄さんや弟が居る子は ね、やっぱ、エッチな視 線とか、感じる時期あっ たって」

「翔太だって普通の事なん だよ」

翔太 「嫌じゃないの?」
「姉さん、俺を馬鹿にしな いの?」

姉 「馬鹿にするわけないじ ゃない」

「翔太は何も悪くないでし ょ?」

翔太 「…悪いよ…」
「間違ってるよ、俺…」

姉 「そんな事ないよ」
「そういう時期なだけよ」

翔太 「なら、裸見せてよ」
「じっくり見せてよ!」

「嫌だろ?!」

「綺麗事ばかり…言うなよ …」

姉 「…」

姉さんに、怒鳴っちゃったんだ

知ったような事、言われたくなかった

俺、自己嫌悪なのに

姉さんを、やらしい目で見ちゃうなんて…


姉 「翔太…」

翔太 「いいよもう!」
「姉さんが悪いわけじゃな いよ!」

「俺、事故嫌悪なの!」
「自分で自分が嫌なの!」

「ほっといてよ!」

姉 「翔太…」

「わかった、一緒にお風呂 入ろう」

「好きなだけ見ていいよ」

「翔太がおっきくなっても 私、別にへーきだよ」

「ほら、行こうよ、お風呂 」

姉さんに、腕を引かれた

翔太 「ね、姉さん」

姉 「見たいの?見たくない の、どっち?」

翔太 「…」

湯舟にお湯を溜めながら
姉さんが服を脱ぎだした

姉 「翔太も脱ぎなさい」

翔太 「…」

俺、裸になって
手で軽く前を隠しながらバスルームに入ったんだ

姉さんが、身体をシャワーで流してた

湯舟のお湯はまだ
溜まりきってなかった

姉 「翔太、入浴剤取って」
「クール何とかってやつが いいな」

翔太 「あっ、うん…」

脱衣所に戻り
入浴剤を持って戻ると

姉 「ありがと、」

姉さん、真っ正面を向いて、俺の手から入浴剤を受け取ったんだ

姉 「なぁに?」

翔太 「…」

柔らかそうな、姉さんのおっぱい

真っ白な肌に、黒く輝く
縦長の、姉さんの下の毛


俺、ムクムクって

ただでさえ、半立ちだったのに

完全に、勃起しちゃったんだ

姉 「へぇ〜、そんなにおっ きくなるんだね?」
「痛くないの?」

姉さんが、俺の勃起したのを見ながら聞いて来たんだ
翔太 「痛くは、ないょ…」

姉 「ふーん…」

そう言って
入浴剤を入れ出した姉さんだった

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