《MUMEI》

母さん、5日で戻って来たんだ

父さん、杖ついて歩けるようになったし
身の回りの世話するペルパーさんも雇ったんだって

足の骨以外は
軽い打撲と捻挫だけだったらしいから

ひと安心みたい

母さんがお土産を広げながら

母 「ふぅ…我が家が一番ね 」

と、ほっとした顔で言ったんだ

けど、直ぐに掃除を始めた母さん

姉 「ちゃんと掃除もしたよ 」

母 「うん、綺麗になってる わね」
「けど、お母さん、落ち着 かないのよ、自分でやら ないとね」

姉さん、呆れ顔だった

俺、お風呂掃除してから
お湯を溜め

翔太 「母さん、お風呂の準 備出来たよ」
「ゆっくり入ったら」

と言ったんだ

母 「あら、ありがと翔太」
「そうするわ」

「翔太も一緒に入る?」

翔太 「いいけど」
「一人でノンビリの方が、 疲れとれるんじゃない?」
母 「恥ずかしくないならい らっしゃい」
「綾奈は?」

姉 「私、生理だから、いい や」

母 「そう、」


母さんとお風呂に入った俺
軽く前を隠しながらだけど堂々と入ったんだ


母さんの裸

姉さんとは違って
何って言うのかなぁ、

スリムなのに
肉付き良いって言うか…

どこを触っても柔らかそうに見えた


親子でも、違うんだなぁ
下の毛の生え方とか…

そんな事、考えてたんだ


母 「父さん、心配してたわ よ」
「色んな事を、翔太に押し 付け過ぎたのかもしれな いって」

翔太 「そんな事ないよ」

「ねぇ母さんは、俺に裸見 られるの、嫌じゃないん でしょ?」

「姉さんは、嫌かなって思 ってたから、ちょっと意 識しちゃっただけだよ」

「やっぱ、好奇心って言う か」
「やらしく見ちゃうからさ …」

「まぁ、我が家は我が家っ て事だよね」

母 「…少し、吹っ切れたの ?」

翔太 「わかんない」

「けど、姉さん、今日は入 らなかったでしょ?」
「嫌なら嫌って言えるなら 、いいかなって」

「強制じゃないなら、別に ね」

母 「…」

母さん、笑顔で俺を見てたんだ

チラッと、俺の股間を見た母さん

翔太 「なんだょ…」

母 「成長したわねぇ」
「この前みたいに、立たせ てないわね」

翔太 「意識させないでょ」
「コントロール、難しいん だからぁ!」

母 「あら、ごめんなさいね 、何だかうれしくて」

「翔太が、性に対して」
「前向きに、向き合ってる のがね」

翔太 「…けっこう必死なん だけど…」

母 「そう?、翔太、髪洗っ てあげる、来なさい」

翔太 「い、いいょ、自分で 洗えるよ」

母 「何よ、幼い頃は、母さ ん洗ってって甘えてたく せに」

翔太 「あれは、父さんが下 手だから!」

「父さん、ガサツなんだも ん」

母さん、クスクス笑いながら
俺の髪を洗い出したんだ

下を向き、頭を母さんに洗われた


うっすら目を開けると

母さんの股が見えた

膝立ちしてる母さんの股間
毛の奥の、割れ目が少し見えたんだ

…ヤバい…立っちゃった

俺、慌てて目を閉じたんだけど…

ダメだ、立ったままだょ…

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫